ページ

2021年6月29日火曜日

障がいは個性か否か の話

 先日、ある方から「障がいは個性だ」だから、個性を尊重したいと言われた。
悪い言葉ではないと思う。最近よく耳にする言葉だ。

ただ、諸刃の刃である。安易に口述していいこととは違う気がする。

誰が使うかにもよるし、その話が出たバックグラウンドによっても、意味は微妙に違ってくる。

例えば、パラリンピックの選手が金メダルをとったインタビューで、「私の障がいは個性です。障がいを克服することによって、それを個性に変え、このおかげで、今の自分があります。」と答えれば、感動を生むだろうし、涙する方々もいるかもしれない。

例えば、障がい児を育てる両親が「この子は個性的なんです。集中するといつまでもそれに没頭していられるし、計算が得意なんです。」「うちの子は、明るくて人懐こいし、いつも元気でみんなを笑わせてくれます。」

マイナスの面よりプラスの面に焦点を当てて、その子を伸ばしてゆこうとする親心だ。


簡単に口にすることに、怒りさえ覚える。


何も知らない健常者が障がい者に「私は君の障がいは個性だと思っているので。」等と言うと、一見 DE&I の精神に則っているようだが、それは全然違いますよ言いたい。

それは「ガン」になった人に「ガンは個性だから」って言っているのと同じ。

私の障がいは障害であって、個性である等と思ったことはない。

私の自由を剥奪する、ゆっくりとだが進行性の病であり、”害”なのだ。

時々ひどく力の抜ける右脚も、年中(特に雨の日には)チクチクと痛む全身の痺れも、それもひっくるめて個性だとは到底思えない。

障がいを個性と言えるのは、克服しようと頑張っている本人と、一生をかけてサポートをしていく周りの方々だけ… (他のパターンもあるので言い切れはしないが)少なくとも安易に述べてほしくはない。

と怒りを感じた一幕があったので、記載しておく。


本日の夕飯 ブロッコリー トマト ピーマン&牛肉のオイスターいため

ソース
オイスターソース
ケチャップ
中農ソース
酒、みりん少々
はちみつ少々

カブのレモン付 






焼肉!!

 焼肉というのは何故いつもそう聞いただけで心が弾むのであろう? 人間は本来は肉食動物なのであろうか?と思うぐらい、今夜は焼肉だと思うと昼過ぎからソワソワワクワクしている自分がいる。 本日、お肉をハントしてきたのは我がパートナー殿である。 黒毛和牛のカルビ&オーストラリア牛の牛タン...