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2021年6月29日火曜日

障がいは個性か否か の話

 先日、ある方から「障がいは個性だ」だから、個性を尊重したいと言われた。
悪い言葉ではないと思う。最近よく耳にする言葉だ。

ただ、諸刃の刃である。安易に口述していいこととは違う気がする。

誰が使うかにもよるし、その話が出たバックグラウンドによっても、意味は微妙に違ってくる。

例えば、パラリンピックの選手が金メダルをとったインタビューで、「私の障がいは個性です。障がいを克服することによって、それを個性に変え、このおかげで、今の自分があります。」と答えれば、感動を生むだろうし、涙する方々もいるかもしれない。

例えば、障がい児を育てる両親が「この子は個性的なんです。集中するといつまでもそれに没頭していられるし、計算が得意なんです。」「うちの子は、明るくて人懐こいし、いつも元気でみんなを笑わせてくれます。」

マイナスの面よりプラスの面に焦点を当てて、その子を伸ばしてゆこうとする親心だ。


簡単に口にすることに、怒りさえ覚える。


何も知らない健常者が障がい者に「私は君の障がいは個性だと思っているので。」等と言うと、一見 DE&I の精神に則っているようだが、それは全然違いますよ言いたい。

それは「ガン」になった人に「ガンは個性だから」って言っているのと同じ。

私の障がいは障害であって、個性である等と思ったことはない。

私の自由を剥奪する、ゆっくりとだが進行性の病であり、”害”なのだ。

時々ひどく力の抜ける右脚も、年中(特に雨の日には)チクチクと痛む全身の痺れも、それもひっくるめて個性だとは到底思えない。

障がいを個性と言えるのは、克服しようと頑張っている本人と、一生をかけてサポートをしていく周りの方々だけ… (他のパターンもあるので言い切れはしないが)少なくとも安易に述べてほしくはない。

と怒りを感じた一幕があったので、記載しておく。


本日の夕飯 ブロッコリー トマト ピーマン&牛肉のオイスターいため

ソース
オイスターソース
ケチャップ
中農ソース
酒、みりん少々
はちみつ少々

カブのレモン付 






2021年6月27日日曜日

ぶうぶうではなく オウィンクオウィンク の話

 


突然だが、昨日パートナーとケンカをした。先日、購入したiPhone12の設定に夢中になるあまり、パートナーの話が上の空になってしまったことが、機嫌が悪くなった要因の一つではあるが、そんなことで怒るような相方ではない。

設定している時にうまくいかないことが多く、私が大変悪い言葉遣いをしていたことが原因だ。



「え! なんでだよ。」「ふざけんな!」「うざー。」「できねーよ。」

何一つとっても、とても上品とは言えない言葉遣いだ。

横で聞いている、パートナーが怒るのも無理はない。

「なんだよ。さっきからブーブーブーブー言って。その言葉遣いやめなさいよ。」

私はこのブーブーと言われるのが大嫌いだ。だからカチンときた。

そこでケンカになったわけだが、どう考えても私が悪い。悪いとわかっていながら、止まらないからケンカになるのだが。

「ブーブーブーブーって言われるの嫌いなんだ。」

「なんで、ぶうぶうってぶーちゃんみたいでかわいいだろ?」

どうやら、聞き手と話し手のニュアンスが違ったようだ。ブーブーとぶうぶう。

同じ音を聞きながらでも、脳の中では想像するのは、相方の場合コブタ。私は太って怠惰な大豚が文句ばかり言っている図。

面白いものだと思う。

「でも、ブーブーって言われるのやっぱり嫌だ。」

「じゃあ オウィンク オウィンクは?」

不意をつかれて私はキョトンとした。そして想像してみた。

「なんだよ。さっきからオウィンク オウィンク言って。その言葉遣いやめなさいよ。」

途端にユーモラスである。これだから、私は相方が大好きだ。

急に上機嫌になって、「オウィンク オウィンク。」と言いながら相方にじゃれついてみた。

なかなか上手い仲直りの方法だと思う。

それから… やはりあまり悪い言葉遣いはするものではない。言霊と言うのか、ただ自立神経がうまく働かないで交感神経が興奮してしまったせいかは定かではないが、身体の痺れがひどくなってしまい、夜、眠るのが難儀であった。これもやはり、自分のせいである。


本日の夕食:そば

玉子焼き トマト
ほうれん草のお浸し
カブのワサビレモン付け






2021年6月24日木曜日

LGBTQ Pride 月間 Part4 LGBTQ+社会活動家 松中権さんの話 

 


昨日、LGBTQ+社会活動家 松中権さんの話を拝聴させていただいた。
45分と短い時間だったが、勉強にもなったし面白かった。機会があれば、今度はじっくりと聞いてみたいと思う。



2018年電通で行われた調査によると、LGBTQ の割合は全国で8.9%だそうだ。

左利きの人がで0%。そして全国の佐藤さん、鈴木さん、高橋さんを足した割合が5%。というから結構驚きの数字だった。

佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、必ずまわりにいます。左ききの人、知ってます。もっと言えば左ききの佐藤さん、前の会社の同僚でした。

そう考えると、私の周りにも結構いるということだ。ただ、カミングアウトしてないだけで。

実は私の知人にも、あ そうかな?と思う方がいる。彼は女の子の話より、男の子の話が好きで、服の趣味とかの話も好きだ。俗に言う、おねえ系っぽい感じがする。

でも、聞いたことはないから、本当にそうかどうかは分からない。彼は繊細だ。傷つくとすぐ顔に出るし、感情も豊かだ。

彼は私と話していてどうなのだろうと思った。カミングアウトした方が楽なのか、はたまたそうでないのか。

話は横道に逸れるが、このカミングアウトという言葉もLGBTQの団体から生まれてきた言葉とのことだった。ずっと隠れていたクローゼットの中から出てくる。というイメージ。まさに "Coming Out "だ.

と、まるで知人がそうであるかのようになってしまったが、もう一度言う。聞いたことがないから分からないというのが正解だ。

またまた、逸れるが、LGBTQにはAlly(アライ=同盟)という差別や不平等の解消等を共に働きかける仲間のような存在があるらしい。LGBTQフレンドリー(それに差別や偏見を持たない人のこと)という言葉は知っていたが、アライという言葉は初めて聞いた。

フレンドリーよりもっと深く理解し、行動を起こすそれがアライということらしい。

質問でも、そうやったらそれを表明できたり、入ったりできるのか?という質問が多くあっの答えは、”にじ色”の何かを身に着けることだった。6色のレインボーカラーはPrideのシンボルマークだが、それを身に着けることで、LGBTQフレンドリーであったり、アライであったりの表明であるらしい。

お互いに、コロナワクチンを接種して、落ち着いたらまた飲みに行こうと彼と話をしてる。

さりげなく#虹色の小さなバッチでも帽子につけて行こうと思う。

なんの反応も示さなければ、おそらく私の思い違いだろう。


もう少し知りたい方はこちら
代表:松中権さん NPO法人:グッドエイジングエールズ http://goodagingyells.net/about/


本日の夕食:トマトとチキンカレー


我が家のカレーはなぜかごはんではなく、キャベツの千切り

ごはんよりも食べすぎないので、身体も胃も次の日楽なのだ。







2021年6月21日月曜日

LGBRQ Pride 月間 Part3 Diversity Equity & Inclusion その難しさ 

六月はPride月間である。最近LGBTQのことについて考える機会が多く与えられている。知らないことを知るのは、良いことで、そのチャンスが多いのはありがたいことだと思っている。

今までLGBTはなんとなく知ってはいたが、Qとは何ぞや?と思い調べてみた。

詳しく書いてある”自分らしく生きる”というサイトがコラムがあったので紹介しておこうと思う。

以下、そのサイトからの引用。

LGBTQの「Q」にあたるセクシュアリティが、「クエスチョニング(Questioning)」。このクエスチョニングは、「性自認と性的指向が決まっていないセクシュアリティ」となります。 

自分は男性なのか女性なのか決めかねている。また、それ以外の性なのか、男性と女性の中間なのか 

こういった性自認が決まっていない状態の方をいいます。 

また、どんな性別の方を好きになるのか…といった要素である性的指向についても、どんな性を好きになるべきか、むしろ好きにならないのか…など、定まっていない状態の方でもあります。 

また、「クエスチョニング」の特徴としては、迷っているという方ではなく、「意図的に決めていない」という方も入っているところに注意が必要になります。 

参考:https://jibun-rashiku.jp/column/column-3215 

世の中にはいろいろが方がいて、いろいろな悩みを抱ええているのだなと思う。

ちなみにLGBTを紹介しておくと下記となる。

L:レズビアン(Lesbian) 自身の自覚の性:女性 恋愛対象:女性

G:ゲイ(Gay)自身の自覚の性:男性 恋愛対象:男性

B:バイセクシャル(Bysexcal) 自身の自覚の性:自身の性 恋愛対象:両方の性

T:トランスジェンダー(Transgender) 自身の動物学的な性と心の性が異なる。


私自身は、母が英語の先生であったためか分からないが、幼い頃からいろいろな国の方と知り合う機会に恵まれた。遠い昔ではあるが多感なティーンの頃、外国で過ごしたこともある。なので、そういった多様性を受け入れることは私にとっては幸運なことに自然なことだ。

幼い頃、友人の誕生日パーティーに誘われて、お家へおじゃました時、その家のおじい様から「ごめん。俺は日本人はきらいだ。」(Sorry. I don’t like Jap) と言われ帰ってしまわれたことがある。

”Jap” 日本人に対するは強い侮辱語である。多感な私は非常に傷つき、日本人なだけでなぜ?と思ったが、今なら分かる。おじい様は友人を真珠湾で亡くされたのだ。(後で、友人が教えてくれた。ごめなさい(Sorry ではなく Apologize )の言葉を添えて)。

「出ていけ。」とは言わずご自身が立ち去られた。それだけでも彼の目いっぱいの優しさなのである。

彼にしてみれば、宣戦布告もせずに、平和だったハワイのオアフ島にあるアメリカの基地を襲い、友人を殺した今でも敵国の人間なのだ。
調べてみると真珠湾攻撃は、日本時間にして1942年(昭和16年)12月8日 ハワイ時間 12月7日の出来事だった。

ほんの80年前の出来事である。そして当時はほんの40年ほどまえの出来事であった。

バックグラウンドた少し違うだけで、自分と違うもの、違う考え方を受け入れるのは非常に困難なことなのだ。

私にとってはLGBTQを受け入れるのはそんなに難しいことではないと思う。例えば、長い友人が自分はLまたはGであると言い出しても以外とは思うが、そんなに驚きはしない。

(苦しかっただろうな。もっと早く言ってくれればよかったのに。)と思うと思う。

いろんな人がいるから世の中は楽しいと思う。みなつき自身はGenderlessでいたいと思う。なるべく自分の性に固執せずに、自由でいたいと思う。というか憧れがある。

まだまだ固執し呪縛から逃れられないからである。

そんな話をしていたら、ある友人がこんなことを言い出した。

「私、ダメなの。最近会社でも多様性とかLGBTQの話題が多くあがるの。でもダメなの。すごく悪いとは思うけど、反射的に "気持ち悪い”と思ってしまうの。生理的に受け付けないって言うか。そして、それにすごく罪悪感を覚えるの。」

私が「それだって「多様性」だよ。無理なものを頑張って受け入れる必要はないし、罪悪感を感じる必要もないと思う。」と言うと。

友人は「私もそう思いたい。でも、今の状況がそれを”カミングアウト”することを”許さない”のよ!」と寂しそうだった。

ダイバーシティ(多様性)イクイテイ(公平)インクルージョン(包括)
Diversity Equity & Inclusion 

斯くも難しいものなのだ。と考えさせらせる一幕である。


本日の夕食:西友のお惣菜のアジフライ&蟹クリームコロッケ(これが安くて美味なのだ)

電子レンジなくて、魚焼きのグリルとかトースターとかで焼き直すと衣がパリっとして美味しいですよ。お勧めです!

海鮮丼(これも西友の刺身のっけただけ)
キャベツ千切って塩&胡麻脂
トマトのサラダ(切って並べただけ)
デザート 本日は赤ワインでアメリカンチェリーをつけて香りを楽しんでみました。
白ワインとはまた違った風味で楽しい。






2021年6月18日金曜日

鬱 助かりたい気持ちと努力がなければ助けられない

キャベツの千切りはいい。イラつく心を静め、頭の中を空白にして整理してくれる。
千切りしながら数をかぞえる。それだけで雑念を身体から追い出すことが可能だ。

なので、イライラしたり怒りでどうしょうもないときはお勧めする。

さて、本題に戻そう。

まず、イライラの発端である。私の知人に精神障害を患う方がいる。個人情報になるので詳しいことは書かないが、本人は曰く躁うつ病で、うつ期になると世界中の人が自分のことを否定してダメなやつだ思っていると、思い込むとのことだ。

私は知人の躁期をよく知らない。連絡があまりない。私を必要としていないであろう。

ただ、なんだか突然資格をとる勉強を始めたとか、ギターを習いだした等、風の噂で知ることもある。これが恐らく躁期なのだろう。だいたい途中でおっぽり出すところを見ると…

で、鬱期である。

「もう疲れた。消えてしまいたい。」と言う。そんなことを言われても私には返す言葉は持ち合わせてないのでしばらく黙って話を聞く。長いと2時間でも3時間でも同じ話を繰り替えす。だいたい聞いていられるのは最初の2-30分だ。

聞いていられなくなると、私は言う。「このまま話をしていていいから、私は違うことをしてもいいかな?」と携帯の音声をオンにしたまま、ヨガをやったり瞑想をしたりしてみる。

「命の電話」に電話をするように勧めたこともある。私は専門家でも医者でもないからだ。

だけど、つながらないらしい。それにつながってもろくな事は言われないと言う。嘘だ。
少なくとも私よりはいろいろな訓練を受けた方が対応してくれるので、アドバイス等も適格なはずだ。

多分、知人にとってはアドバイスは余計なことなのだ。

ただ話を聞いてほしいだけなのだ。「それってうざいよ。」私ははっきりと伝える。「そうだよね。私 うざいよね? きらいになった?」と聞く。

「いや、きらいにはなってない。」これは本当の気持ちだ。私はなぜか知人をきらいになれない。自分の好きなように生きて勝手に躁になり勝手に鬱になる。そして話を聞いてくれる人が何名かいるらしい。

うらやましいと思う。私がそうなったら私は誰に話を聞いてもらえるのだろう? 
頼る先は命の電話か、心療内科か…

それに、きらいなったら、知人は本当に ”消えてしまう” だろう。

私の前からか…現からか…それともこの世からか…それは分からないが。

それは困る。

知人からの鬱の知らせは、私をメランコリックさせる。鬱は伝染するのだろうか?

気が立つ。勝手に知らせてきて、勝手に連絡を絶ってしまう。


私だって身体が痛いときには、洋服を脱ぐようにこの身体を脱げたらと思うことがある。

でも ”消えてしまいたい” ということはない。ないと思う…

私の中に ”黒い” 部分があるのは事実だ。そしてそれを掘り起こす。どろどろした胸間にぶくぶくとおぼれていく。ああ 私はまた夢を見ているのだと思う。

漆黒の沼にはまり、もがけばもがくほど靭カズラに落ちた虫のようにずるずると中心へ落ちていく。溶けていく。すべて溶け切ったところで目が覚めてくれればいいのだが… 覚醒できなかければどうなってしまうのか…そのまま私も沼の一部なってしまうのだろうか。

ふと、怖くなった。そんな知人は本当にいるのだろうか?

いや、いる。それが現実だ。そしてそんな気にさせるのは私の脳と心の問題なのだ。

だいたい知人には、”助かりたいという気持ち” と ”努力” がない。それでは、いかにこちらが助けようとしても助からない。本人を助けられるのは本人だけで、周りは受け止めるか受け流すか、アドバイスをするかしできないのだ。

で、最初のキャベツの千切りの話に戻る。我を忘れて千切りをして、美味しく食べる。
ビタミンも食物繊維もとれるし鬱もきっと治るだろう。

うん??


本日の夕食: さばの塩焼き 


にんじんシリシリ コールスロー 玉子スープ


2021年6月17日木曜日

LGBTQ Pride 月間 Part2 DE&I (Diversity Equity &Inclusion)  

 金魚の絵がかきたい。というか絵がかけたらどんなにいいだろう。と思う。

私は文章を書くのはそんなに難しくはないが(上手いか下手かは別として)絵をかくのが非常に苦手だ。描こうとしてもどうしても変になる。平行感覚がない。奥行が分からない。描こうとするものが、目や頭になるものと全然違う。ので、児童図書館の絵は、うちの相方が描いたものだ。(でも、プロフィールの自画像は自分で描いてみた)。

なぜ冒頭でそう思ったかというと、わが社のDE&Iの活動の一環でPride月間を祝うために、社内で「Tiny Tales」 コンテストを開催している。テーマは「Love is Love」。物語、詩、ビデオ等のいずれも短いストーリーを募集してしているのだ。

これは出品しない手はない。優勝者には賞品がもらえる上に、人目に作品が触れるチャンスでもある。今更、有名な作家になりたいという野望はないが、どこかで一度だけでも絵本等を出版したいというゆめは一応持っている。150単語以内とすごく短いので、今回は詩を選んだ。

本当はこれを映像にしてビデオ部門にも応募したいのだ。頭の中ではすでに構想は出来上がっている。しっかりしたものが目の前に出来ているのに、それがどうしても絵になって出てこない。私の絵を描く部分の脳神経の伝達は右手には伝わらないらしい。

こういった、神経学的多様性のことを 最近ではNurodiversity(脳の多様性)というらしいが、元々は下記の考え方から来ているらしい

ニューロ・ダイバーシティneurodiversity)は、教育障害に対するアプローチであり、様々な神経疾患は普通のヒトゲノムの差異の結果として現れるのだ、ということを提唱する[1]。この神経学的(ニューロロジカル)と多様性(ダイバーシティ)の鞄語は、1990年代後半に、神経学的多様性は本質的に病的なものであるとする通説に対抗するものとして現れた。ニューロ・ダイバーシティは、神経学的差異は、ジェンダー民族性性的指向や障害と同様に、社会的カテゴリーとして認識され尊重されるべきであると主張する。神経多様性あるいは脳の多様性とも訳される。

  参考:ウィキペディア 

 

本、ブログにも出品した作品を記しておこうと思う。

どなたかの目に留まっていただければ嬉しい。

タイトル:A Goldfishはこちら

LGBTQ Pride 月間 Part1 大豆田とわ子と3人の元夫について 

 注意:免責)ネタバレあり 中のセリフに覚えている限り正確ではありません。感想文なので主観も入ってます

「大豆田とわ子と3人の元夫」(松たか子主演)が先日最終回を迎えた。久しぶりにいいドラマを見た。ドラマというよりは1本の恋愛コメディ映画を見た気分だ。

主人公の大豆田とわ子と3人の元夫たちは、自立した4人の大人だが、実は少しづつ助け合って生きている。最終回では「こんなのいつまでも続くわけない。」と言いながら、酔って眠ってしまったとわ子を優しく見つめ「今度みんなでキャンプ行こうよ。」と盛り上がる。



元夫たちの中に奇妙な友情は生まれ、それが大切なものになっていることも分かる。

また、夫たちが頗るいい男たちでうらやましくなる。

最初の旦那、田中八作(演:松田龍平)は誰にでも優しくて気遣いもあるモテ男だし

第2シーズン(とわ子の娘 ”生まれた時から反抗期” のキャッチコピーを持つ 唄がそう呼ぶ)

佐藤鹿太郎(演:角田晃広)器の小さい男と異名を持ちながらも、とわ子を真剣に愛する。おわらいの東京03に所属するだけあり、コミカルに器の小さい男を演じている。かっこいいのだこれが。

唄にしんしん呼ばれている3番目の夫は中村慎森(演:岡田将生)(あだ名かと思ったら本名であった。パンダみたい)。
年下のかわいい夫で、性格に難ありだが、それはかわいい焼きもちを焼く。(しんしんというパンダを思わせる名前にはそういう狙いもあったのか?)

とわ子をとりまく夫たちは最初が同級生、2番目が年上、3番目が年下という誰でもがあこがれる王道パターンをいっている。

でも、すべてハッピーエンドとはいかない(だから”元”)なのだ。

最初夫、八作にはもっと好きな人がおり、とわ子が敏感をそれを感じ取ったのが離婚の原因だ。「若かったからね。それがいやだったの。」その言葉がすべて物語っている。

八作はそれを認めたわけではない。浮気をしていたわけではない。その相手は恋愛をしない人だからだ。否定しているが自分の愛する人の心の中に別の人がいるかもしれない。
若ければ若いほど許せないものだと思う。

ドラマの中段でその相手がとわ子の親友の かごめ だと知った時を言葉ではなく、二人の微妙な空気感と表情での表現している。二人とも大人になっていなければできない反応だ。

2番目の夫の離婚理由ははっきりと書かれていないが、多分鹿太郎の母、姑さんが原因だ。

離婚を知らないご近所さんにお姑さんの噂を聞いた時、とわ子がしゃっくが止まらなくなる。姿はないが、「あんな女の子供なんていらない。」という声だけが入る。これは唄のことだ。

後に鹿太郎は言う「俺は彼女のひゃっくりを止めてあげることができなかったんだよね。」

この言葉からも想像するに鹿太郎はおそらくマザコンだ。とわ子と母の間に入って苦労した彼の姿が描かれずとも目に浮かぶ。

最後の夫はとわ子から逃げたした。今でこそ弁護士というりっぱな資格を持つ慎森だが、とわ子と結婚した当時はまだ弁護士を目指す学生でだった。働くとわ子の代わりに家事全般をこなし、唄の世話をする。その合間に勉強をする。そんな日々を過ごすプレッシャーに耐え切れなくなり、ある日突然、家を飛び出して帰らなくなった。

慎森はストーカーのようにとわ子にまとわりつく。その姿は子犬がじゃれつくようで愛おしい。とわ子にプロポーズした相手が「あくどい仕事に手を染めている」と知り、デートを阻止しようと、とわ子の家に乗り込み追いかけます。

「今やっていることは、世間でいう、別れた夫が起こす事件と同じことしてるんだよ。」と、逃げ回る、とわ子も子犬のようでかわいい。

俳優、岡田将生としての評価が変わった一瞬である。

「そんなに好きなら、なんで逃げ出したんだろ?」と言うと、相方は「それだけ好きだからだろう。」とだけ答えた。多分、うちのは私より大人だ。

これについては少しだけ、種明かしがあった。

「ぼくは今でも君が好きだよ。だけど、君は好きなのは僕じゃない。田中さんだよ。」と小麦粉まみれになって言う。目をこすっているのは泣いているからなのか、小麦粉が目に入ったからなのかは分からない。好きなシーンだ。私もそう思っていたからだ。

これはとわ子の最初の夫八作が若さゆえに許せなかった、というシーンとつながる。慎森も若さゆえに敏感に感じとり、それもプレッシャーになっていたのかもしれない。

また、この物語の中には、発達障害やLGBTQ等の話がさり気なく盛り込まれる。

とわ子の親友 綿来かごめ(演:市川実日子)は横断歩道を一人で渡れない。マイペースで雨の中でも買ったものをその場で食べながら歩く。何かに集中すると周りの声がほぼ耳に入らなくなり、熱中する。会社の上司にパンプスを投げつける、赤ちゃんを誘拐する等の自由人だ。

かごめにはかごめなりの訳がある。理不尽な会社の上司は同僚に対してセクハラや、パワハラを繰り返していたし、赤ちゃんには虐待の疑いがあった。そして買ったものはその場で食べるのが一番美味しい。

それを回りと調整せずに行動に出てしまう。そこにかごめの問題がある。

「けっきょく私には何にもないの。」

自由人でありながらも、それに生きにくさを感じているかごめ。

多分、今でいう発達障害だ。

そして、最後の回で明かされる、亡くなったとわ子の母の過去。母の心の恋人は”女性”であった。

「マーさん(と呼ばれている)とおばあちゃんは付き合っていたの?」と聞く唄に対して、マーさん(演:風吹ジュン)は「ああ、あなたたちの年代ではそういう事が普通に聞けるのね。すてきなことね。」と言う。

この言葉には、そうなってほしい。LGBTQを知って理解する人が増えてほしいいう、これからの願いが込められている気がする。

とわ子の初恋の人。デート中に「君は本当に魅力的だ。10人男がいたら9人好きになる。でも僕はその一人だけどね。恋人より同志って感じで。」と言い放つ。彼もまたしかりなのかと思わせる言い方だった。

最近脳内のセリフをナレーションや文字にして表現するドラマに比べ、役者の表情と動作でセリフの行間を読ませる、とにかく素晴らしいドラマであった。(私にはね。前者も好きではある)。

エンディング曲が最高なので、お時間のある方はこちらからYoutubeでご覧あれ。

https://www.youtube.com/watch?v=IRDoeQZ12-Y

♪あの日のあなたはとても輝いて見えた。夢はもうさめた。♪

誰しもが体験することでだと思う。


ちなみに6月はPride月間で、LGBTQを勉強してみようという月らしい。うちの会社でもDEI(Diversity Equity & Inclusion) が盛んである。私もその中のDisablitiy POD (Power of Difference)に属して、ゆるゆると活動してみたりしている。

 Diversity Equity & Inclusionに興味がある方は下記を参照してみてください。

英語ですが、日本語にもなるようです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Equality,_Diversity_and_Inclusion


本日の夕食:えび団子&サーモンのハーブ焼き


キノコのソテー

暑いので今日は500ml缶

2021年6月14日月曜日

Google アナリティクス サイトの追加方法(備忘録)

Google アナリティクスでWebサイトやブログを登録したいと思ったので、方法を調べてみました。備忘録として記しておく。


Google アカウントでログイン

下記のサイトへアクセスhttps://analytics.google.com/analytics/web/?



アナリティクスの左サイドメニューから管理をクリック



管理/プロパティを作成をクリック






プロパティの詳細を設定する

 
●プロパティ名を設定
●タイムゾーン
●通貨
上記を設定後、詳細オプションを表示をクリック 

*注意:詳細オプションをクリックせずに次へを押してしまうと、URL等の設定が後からできなくなりました。 

 
 


 詳細オプションを設定する

ユニバーサル アナリティクス プロパティの作成をオンにする


●ウェブサイトのURLを設定する
*手前にhttpsがすでに入っていることに注意


デフォルトではすでに下記がオンになっているのでそのままにするほしGoogle アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクスのプロパティを両方作成するらしい…

次へをクリック






ビジネスの規模や用途等を選び作成をクリック


















ウェブストリームの詳細が出てくれば作成完了












最後にトラッキング情報をサイトのHTMLへ追加することをお忘れなく


プロパティの作成画面から作成したサイト名(UA-×××-××)となっているものを選択
*GA4というナンバーがついたものもあるが
こちらはGoogleアナリティクス4だと思われる


トラッキング情報をクリック







トラッキングコードの設定

下記の情報を自身のサイトのHTML<Head>内の最初の要素として貼り付ける



















免責:Googleアナリティクスの設定は予告なく変更する場合がございます。



本日の夕食: ネギ&チーズ&豆苗のお好み焼き そば

なんか全体的に茶色い…


本日のデザート 日本酒と共に♪


2021年6月13日日曜日

エプソムカップ06132021

本日 エプソムカップ

ヤシャマルからワイドで少々広めに流しで、なんとなく東京得意そうだなと。

理由はそれだけ。でも、今日は荒れると思う。



くう~ 1000 58では早いか。ヤシャマルは最後の直線で馬郡へ。まったく来なかった(笑)
荒れもせんかった(爆)



本日のランチ
Humpty Dumpty sat on a wall,
Humpty Dumpty had a great fall.
という状態になったので、目玉焼きの予定を急遽オムレツに。卵、落として割っちゃいました… 
黄身だけなんとか救出(したのは相方)。



本日の夕飯:鳥豆腐                                                                
本日は炭水化物は抜き。

本日のデザート  ふくろねこを添えて




かわいい♡

2021年6月12日土曜日

はま寿司の松坂牛のコロッケを食べてみた話

 本日、鍼灸院に行った帰りに、はま寿司へよった。

緊急事態宣言のせいで、午後8時に終了するためか、大トロ100円フェアのせいかは分からないが、17時前だというのにかなり混んでいた。

もう少し遅かったら、待ち時間ありの危ないところであった。

大トロもおいしかったが、私からのおすすめは松坂牛のコロッケだ。

値段は税込みで176円 コロッケとしては安くない。
最初の印象は「ちっさ!」だった。

横 8㎝ × 横 2㎝× 縦 1.5㎝

コロッケなのに! 176円もするのに小さい!
と心の中で叫ぶ私もかなり小さい人間だ。



が 食べてみて驚いた。美味しい。揚げたてでほくほくし、噛むとじゅわっと肉汁が口の中に広がる。ジャガイモと松坂牛のひき肉が割合が絶妙にマッチしていて、松坂牛独特の脂っぽさに抜け感をあたえている。

松坂牛はほぼあぶらで、それがいいじゃないか!という方もいるかもしれないが、昭和生まれにあれはちっときつい。脂は若人にまかせよう。

とは言え、若人には松坂牛は些か手の届かぬ代物だ。

この値段で、この味なら買いだ。若人にも手が届きそうだ。

二皿目を思ったが、すでに大トロ狙いで脂をたっぷり吸った我が胃が受け付けてくれなかった。

「明日、もたれてやるぞい。」

という、お胃様の声が聞こえたからだ。

小一時間ほど堪能して、帰える頃には待合処はすでにマスクをした人でごった返していた。密である。

土日に行くなら早めをお勧めする。

2021年6月11日金曜日

ちくわにきゅうりを、にゅるんと投入したらなぜか感動した話

なんだかすごく怒りを感じることがあったので、忘れるためにちくわの穴にきゅうりを通してみた。何があったかは書かない。書くとみた怒りがわいてきそうになるからだ。

なぜ、ちくわときゅうりかというと、冷蔵庫の中に賞味期限ぎりぎりのちくわがあったからだ。はじめて作ったので作り方を備忘録として記しておこう。


きゅうりをちくわと同じ長さにきる。
きゅうりは縦半分に切って、穴の大きさに合わせる

ちくわにきゅうりを通す

ちくわを切って、残りのきゅうりを盛り付けてみた。



ああ、ちくわにきゅうりを通す時の「にゅるん」とした新感覚が触感に伝わり怒りが引いていく。

「にゅるん」とした感覚はまったく予期せぬもので、長い人生こんな身近なところで、まだまだ体験してなかったことがあったか。

フレッシュな気分になったので、記しておこうと思う。

冷静になってみれば、ちくわにきゅうりを通しただけなのだがなんだか感動した。

本日の夕飯:唐揚げ定食


我が家の唐揚げは揚げない。焼く



ちょっと焦げた… ご愛嬌

本日のデザート♪ 

2021年6月8日火曜日

悩んでいるのはあなた一人ではない と言われるのが嫌いな話

 私は障がい者だ。しかも一見してそれとわかるので、たまにこちらが何も言っていないのに「大丈夫?」とか「大変ね」とか声をかけられることがある。

そういう時にはこちらも失礼にならないように、少し笑みを浮かべて「ええ、まあ。そうですね。」とごまかすことにしている。

そしてなるべく目を合わせないように相手の顔の鼻のあたりを見ながら、そうっと視線をそらす。

その話にのってしまうと必ず最後に出てくるのが

「大丈夫よ。悩んでいるのはあなただけではないのよ。私もね…」とか「私の友人にねー」ということになる。そしてその後、その病気を克服するのにどんなに努力をしたかという話を延々と聞かされるはめになったりするからだ。

その方は多分私を慰めているつもりなのかもしれない。もしかすると話をしたいだけかもしれない。善意で言ってくれているのかもしれない。けして悪い方ではないと思う。

いや、むしろ良い方である場合が多い。

努力の話の後はだいたいアドバイスが入る。

「だから、あなたもね、これをしたらいいと思うわ。」

「おすすめは○○なの。」

だけど、私はその話を聞くのはつらいのだ。なぜなら、病気の症状は十人十色。人によって痛みの感じ方も違うし、不自由、つらさの思い方も違う。

なので、私は声を大にして言いたい!!

悩んでいるのはあなた一人ではない。と言われるのが嫌いだ。

私の悩みは私の悩みであり、あなたの悩みではないのだ。よって、あなたが私の悩みをわかることもないだろうし、私があなたの悩みをわかることもないのだ。

ひと昔前、ヒットしたドラマ アリーマイラブにこんなセリフがあった。

「あなたの悩みってなんでそんなにいつも大きいの?」とジョージアに聞かれた時、アリーの放った一言。

「それは私の悩みだからよ!」

その頃私はまだ健常者であったが、そのセリフに多いに共感した記憶がある。

悩みは人それぞれ違い、分かりあうことはないと思う。分かりあったと思ってもそれは幻想に近い。

こんな話をするのも、実は先日病院で隣の席の方に話しかけられた。(マスクも距離感もしっかり対策している品の良いご婦人であった)。

病院の待合室だと逃げ場がない。

「はい。」「まあ。」「ええ。」と話しを聞いていたが、最終的にはどこかの宗教の勧誘のようであった。

身体や精神の悩みで宗教を頼ることは悪いことだとは思わない。それこそ人それぞれで、それで救われるならそれにこしたことはない。

が、、私はどうやらそういう人間でもないようだ。

私の悩みは私のもの。自分であたため、あやし、癒していくしかないのだ。

等と書いていても、どうしても浄化できなず、ついついパートナーにあたってしまうこともある。

「何イライラして怒ってるんだよ。つらいのはお前ひとりじゃないんだぞ!」

と怒られた。

あーあ そうだ 人のつらさはわからない。反省…

今夜のごはん:チキンソテー


カブとちくわの浅漬け
アメリカンチェリー♪



2021年6月6日日曜日

安田記念20210606

 本日安田記念♪ シュネルマイスターから。単勝とワイドで少々

 3歳 軽量にかけてみる。 


 

面白そうな馬はダイワキングリー 紐で購入しておこう


いざ 勝負!!

お!ワイドダブルゲット~ でも、まさかダノンが1着とは。。単勝買っておけばよかったな。まあ、買ってないときに限ってくるのが競馬のマーフィーの法則なんだけどね。


 

めったにあたることないので記念に記載しておこう ラン♪




 本日のお昼:ホットドッグ(食パンで代用)

 チーズ、サニーレタス、玉ねぎ、ソーセージをはさんでみました。

後ははさみきれなったサニーレタスと
昨日作った春菊の胡麻和えの残りを添えてみました。

選択の皿が小さい(;^_^A


本日の夕飯:ごぼうと鶏肉のカレー&トマトときゅうりのサラダ



本日のデザート:メロン♪


 

焼肉!!

 焼肉というのは何故いつもそう聞いただけで心が弾むのであろう? 人間は本来は肉食動物なのであろうか?と思うぐらい、今夜は焼肉だと思うと昼過ぎからソワソワワクワクしている自分がいる。 本日、お肉をハントしてきたのは我がパートナー殿である。 黒毛和牛のカルビ&オーストラリア牛の牛タン...