モーレツに忙しかった仕事もひと段落し、久々に暇な金曜の午後なので後ろのソファーで幸せそうにクッションを抱えて、昼寝をしているパートナーの寝顔の話でも書いてみようかと思う。
パートナーとは10代の頃から長年連れ添った、ふるーいふるーい付き合いだ。なのでお互いの癖もいいところも悪いところも熟知しているので一緒にいて楽だ。
もちろん今でも時折すごいケンカをすることもあるが、なんとなく仲直りの仕方も分かっているし、昔のように長く口をきかないということもなくなった。
二人で歩いていると、
「仲がよくていいですね。」とか「今でもラブラブで(笑)」等と言われることがある。
私たちの間では「後、どれぐらい一緒にいられるだろうね。だからケンカしている時間はないんだよ。」がなんとなく暗黙のルールとなっている。
悲しいことに生き物である限り、死は誰にでも訪れる最後の試練で、それは大抵一人で逝かなければならない。どんなに仲良くしていても一緒に逝けるという旅行ではないのだ。
死が同時に訪れることはある意味、事件か事故か。とにかく突然の不幸だ。
どんなに二人一緒に逝けたとしても、私はそんな死に方はしたいとは思わない。
できれば、私が先に逝き、あの世で愛猫と共にパートナーの寿命が尽きるのを待っていたいものだと思う。最後の瞬間まで、パートナーに手を握ってもらえれば最高だ。
なのでコロナで死ぬことだけは本当にお断りだ!!
さて、先日会社の同僚とたまたま料理の話になった。私が料理が趣味だと言うと、
「パートナーさんは幸せですね。私もそんな奥さんがほしい」と言われた。
うーん 趣味だけけど料理がうまいとは一言も言ってないのになと思いつつ、こんな事を言ってみた。
「うちのパートナーは大変ですよ。なにしろ私の世話をずっと焼いてますから。」
パートナーは本当によく動く。洗濯掃除から皿洗いまで何でもやってくれるし私なんかよりずっと上手に家事をこなす。
私はいえば何をやってもパートナーにはかなわないらしい。
たまにはと思って、家事に手を出すと「そのやり方は違うんだな。」と言われてケンカに発展しそうになるので最近は気になるところを不在中にそーと少しだけやるようにしている。
料理だけは私がやる。何を作ってもおいしいおいしいと食べてくれて決して残さない。
失敗しても同じなので、もしかして味音痴?と疑いたくなることもあるが、文句を言わず食べてくれるのは本当にありがたい。感謝することである。
だけど私たちだって昔からこんなに仲良かったわけではない。
ひどいときもあった。パートナーが他の恋をしたことが発覚し、別れたこともあったっけ。浮気等できるタイプではないので多分本気なのだ。
その話はそのうち気が向いたら書いてみようと思う。書くことでその事件(私の中では)を浄化していければいいなと。
金曜の午後、Youtubeで「モルジブ気分」の音楽を聴きながら、パートナーの寝顔をなんとなく眺めていたらいろんな事を思い出す。
なんか幸せだな。
今夜はパートナーの好きなハンバーグ(子供か!)でも作ろうと思う。
このままこんな何気ない平和な日々が続きますように。
その後
お肉節約のため、豆腐と牛肉で作ったハンバーグとブロッコリーのサラダ
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